趣旨・目的
ちば里山・バイオマス協議会は、千葉県中部で、里山保全や木質バイオマス活用等の活動を行っている地域住民・事業者が中心となって、千葉の里山再生、獣害対策、林業の担い手育成等をめざす地域協働のネットワークです。
本協議会は、中間支援組織という位置づけであり、これらの活動を各地域で実現していくための環境整備や、事業プロジェクトへの支援活動などを予定しています。
活動経緯・経過
・大多喜町老川地区の廃校プロジェクトefco.jpの準備活動の中で、2015年1月に森林学習会を開いて大多喜町の山林所有者や製材所等の関係者の意見を聞いた結果、森林・バイオマス事業は周辺地域との広域で進める必要があると考えた。その後、市原市、いすみ市などで活動している方々(別添の4月3日シンポジウムチラシの協力団体を参照)と連携して、同年11月8日、環境省平成27年度地域の草の根活動支援事業の一部として、『地域の人々と考える森林・竹林の活かし方 シンポジウム』を旧大多喜町立老川小学校で開催することになりました。
・11月8日シンポジウムでは、(1)森林・竹林の活用にはエネルギー需要創造、マテリアル需要創造が必須、(2)エネルギー燃料供給能力を高めるため、小規模としては「新木の駅」、大規模としては、「大型製材所→高品質ペレット」を検討する、(3)検討の場として、千葉のバイオマスネットワークを構築する、(4)森林・竹林整備の財源として「環境税」の導入を、地元から県に働き掛けていく。その効果として、鳥獣被害減少、里山再生、林業の担い手育成などが考えられる、の4項目を確認して千葉の森林・竹林・バイオマス活用に関するネットワークを立ち上げることに合意しました。
・12月8日に、「ちば里山・バイオマス協議会」の設立総会(第1回会合)を市原市にて開催し、協議会の趣旨・目的、活動内容、規約等について議論し、役員(幹事)選任を行った。また、メンバーの連絡方法としてメーリングリスト(ML)を設置し、ホームページの準備が整うまでのつなぎとしてFacebookを開設しました。
・2016年1月19日に、第1回幹事会を市原市にて開催し、2月以降の予定等の協議を行った。また、「ちば里山センター」へご挨拶と連携の話し合いのため伺いました。
・2月18日に、君津市にて第2回会合と、君津市役所のご協力を得て「獣害対策」学習会(獣肉処理加工施設と箱罠設置ケ所の視察及び勉強会)を開催しました。
・4月3日に、市原市にて「ちば里山・バイオマス シンポジウム」を開催予定。協議会のWEBサイトは、2月中に開設予定。また、同日開催の第2回総会にて、協議会の活動計画・予算等を策定し、併せて、安定的運営体制を確立するための諸課題を検討します。
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■問合せ・連絡先
ちば里山・バイオマス協議会(ちば協)
〒290-0056 千葉県市原市五井2437-2 3F
E-mail:mail@chibakyo.net