ちば里山・バイオマス協議会(ちば協)

2月25日松野竹灯籠まつり「里あかり」見学フィールドワークの報告

 ちば里山・バイオマス協議会は、2月25日(日)夕、勝浦市の松野地区で行われている竹灯籠まつり「里あかり」を見学するフィールドワークを行いました。

里あかり

 里あかりは、松野地区の青年団活動から発展した「ZP倶楽部」が、「かつうらビッグひな祭り」の関連イベントとして昨年から実施している竹灯籠まつりです。1月に竹灯り作りのためにお邪魔したご縁により、ろうきん事業で計画した土場見学フィールドワークの際に、見学に伺いました。

1月20日勝浦市竹灯り作りフィールドワークの報告
 

土場見学

バイオマス講義

 当日の参加は、研修生のご家族を交えて総勢8名でした。午後から、大多喜町で土場を見学した後、バイオマスエネルギー活用について、燃料調達、発電の仕組、地域貢献などの講義を行いました。
 
 夕刻、祭が行われている松野地区へ移動しました。会場の長勝寺辺りは大勢の見物客でにぎわっていました。
 研修生が1月に作った竹灯りに灯を燈しました。(長勝寺参道には無数の竹灯りがあり、本当は自分で作ったものかどうかは不明)

里あかり

里あかり

 漆黒の闇に包まれた境内に置かれた数百の雛人形がライトアップされ、数千の竹灯りと幻想的雰囲気を織りなしていました。舞踊と音楽のライブも行われ、地元の方々による屋台の出店が祭の雰囲気を盛上げていました。

里あかり

里あかり

 里あかりは、地域の青年団による放置竹林整備の活動から産まれた祭です。装いを新たに2年目でビッグなイベントとなりました。竹と雛人形のリサイクルでこれほどのことを行い、かつうらビッグひな祭りを地域から支える強力な活動となっています。
 ちば協の里山活動リーダー養成事業にとっても見習うべき点が多いです。里あかりという老若男女問わず地域内外の人々をつなぐ行事となっていることは、地域の人々による地域資源活用事業の素晴らしい事例と思います。

里あかり

 本フィールドワークは、平成29年度中央ろうきん助成プログラムによる「ちば里山保全・事業化支援活動のリーダー養成」事業の『リーダー研修』の一部として行いました。
 
■問合せ・連絡先
 ちば里山・バイオマス協議会(ちば協)
  〒290-0056 千葉県市原市五井2437-2 3F
  E-mail:mail@chibakyo.net

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